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ROUND3 SUZUKA GT 300km Fan Festival

第3戦 鈴鹿サーキット

公式予選 5月19日(決勝レース 5月20日(
RACE

RAYBRIG NSX-GT、タフな戦いで
2位表彰台を獲得



 5月19、20日、三重県・鈴鹿サーキットにおいてSUPER GTシリーズ第3戦「SUZUKA GT300km -FAN FESTIVAL -」が開催され、チームクニミツのNo.100 RAYBRIG NSX-GTは予選で2位を獲得。決勝はセーフティカーが入る展開の中、巧みなレース運びと緻密な戦略を味方に粘り強い走りを披露。今季2度目となる2位表彰台を獲得し、開幕戦から3戦連続入賞を達成した。また、シリーズランキングでも暫定トップの座につくこととなった。

 前日同様、青空がサーキット一面に広がった決勝日。冷たい風もやや弱まり、レース日和の一日となった。なお、本来、午後1時5分から行われる予定のスタート進行は、サーキット施設ではシステム調整が必要となり、最終的には40分遅れで決勝スタートが切られることに。その間に気温、路面温度も下がって、21度/34度のコンディション下で52周にわたる戦いの火蓋が切って落とされた。



 まず、No.100 RAYBRIG NSX-GTに乗り込んだのはバトン選手。前を行く同じNSX-GTの8号車に喰らいつこうと追走するが、じわりじわりと差が開いていく。これは8号車がNo.100 RAYBRIG NSX-GTよりもやわらかいタイヤを装着していたため。結果、10周を過ぎた頃には2台の差が10秒強広がることになった。

 厳しい戦いが予想される中、13周目に1台の車両がコースアウト。これを受け、セーフティカーがコースインし、隊列を整えると前後とのタイム差が一気に消滅。メインストレートで順位を整列し直した後、19周目からスタートが再開された。その直後、バトン選手は背後にいた1号車に1コーナーで逆転を許すことに。この状況を踏まえ、チームでは周回終わりでピットインすることを決断。ピットで待ち構えたスタッフはソフトタイヤへと交換し、山本選手が代わってコースへと向かった。


 他車より早めのピットインとなったNo.100 RAYBRIG NSX-GT。のちに続々とライバル達がピットイン/アウトする中、しっかりとタイヤに熱が入った状況で、1台また1台とパスし、ポジション回復目指して周回を重ねていく。そして24周終わりで上位3台(8、1、12号車)が一気にピットイン。この3台がコース復帰するのを待ち構えていたかのように、山本選手は背後から12号車、1号車に迫って逆転。まだピットインしていない車両を除き、実質2番手のポジションへ舞い戻ることに成功した。

 レースは29周を終えて暫定トップの車両がピットイン。この時点でGT500クラスのルーティンワークによるピットインがすべて終了、山本選手は改めて逆転のターゲットを8号車へと絞り込んだ。この時点で2台の差は0.9秒。しばし接近戦を展開したが、終盤になってもなおGT500、GT300両クラスのトップ争いが激化するという緊迫した状況の中、惜しくもタイヤにグリップダウンの症状が出始め、次第に2台の差が開き始めた。



 結果、山本選手は後続に10秒近い差を築き上げたものの、トップ8号車との差を詰めるまでには至らず2位でチェッカーを受け、タフな戦いを終えている。

 No.100 RAYBRIG NSX-GTにとって、今シーズン2度目の2位表彰台となった鈴鹿戦。この結果を受け、シリーズランキングでも暫定トップに立つこととなった。今後、シーズン中盤戦へと挑むにあたり、7月上旬のタイ戦以降はウェイトハンディによる厳しい戦いが待ち受ける。だが、いかなる状況下でも出来る限りポイントを積み重ねることを強く意識しながら、粘り強くシーズンを戦っていくスタイルに変わりはない。





◎高橋国光総監督
 ドライバーがしっかりと仕事をしてくれました。
これこそがレースだ、という感じでした。確かにトップを獲ることができなかったことに対しては残念ではあります。
ただ我々の状況を踏まえ、できることをやった結果が2番であったことも事実です。レース後、ドライバーたちと話をする中で、この先はまたひとつ上を狙っていってほしい、と伝えました。



◎山本尚貴選手
 前半、JBがちょっとツラそうだったので、セカンドスティントで装着するタイヤを変えたほうがいいのではないか、という考えになりました。
そんな中、セーフティカーが入り、さらにまた異なる展開になったので、路気温が下がることを考えてソフトを選びました。選択自体は良かったと思います。
もし、JBと同じタイヤ(ミディアム)を着けていたら、ペースが上がらなかっただろうし、8号車を追いかけることもできなかったと思います。
終盤、(ペースが落ちたのは)富士戦と同じで(タイヤの)ピックアップが酷くなってしまいました。8号車よりも早めのピットインだったので、最後はちょっとタイヤが持たなかったのかなぁと思いますね。

レーシングドライバーとしては悔しい結果で勝ちたかったですね。一方でGTレースとして考えた場合、つねに表彰台に上がり続けることがもっとも大事だということも理解しています。
同じように1号車がしぶとくポイントを獲っているので手強いなと思いますが、ランキング上位のポイントが結構バラけたことは、チャンピオンシップを考えるといい1戦だったと思います。
チームも一生懸命がんばって準備をしてくれたし、次のタイ以降しぶとく上位で戦い続けられるように、これから改めて気を引き締めていかないと。しばらくはガマンのレースが増えると思いますが、しっかりとレースができるよう、チームとまたがんばります。

◎Jenson Button選手
 また2位でしたね(笑)。とはいえ、いい戦いができたと思います。今日は序盤からずっとニック(・キャシディ/36号車)といいバトルができました。でも僕にとって一番の問題点はリアタイヤでしたね。その影響で、セーフティカー明けのリスタートのときは、もうタイヤのコントロールが大変でした。
ルーティンワークでは、(山本)ナオキがソフトタイヤを選んでコースインしたんですが、それが良かった。とはいえ、2位は2位。悔しいし、もちろんナオキも同じ気持ちだと思います。でも、結果として選手権をリードすることになったので、いい週末だったとも言えます。ポジティングな要素が得られたレースウィークでした。


◎小島一浩監督
 スタートがディレイになったことを受け、気温が下がっていたし、ゴールの時間も遅れることがわかっていたし、ペースも苦しそうでしたので、ルーティンで交換するタイヤはミディアムではなくソフトのほうがいいだろうという判断からソフトを着けました。これは良かったと思います。
ピットインはミニマムの周回で行いました。セーフティカーも入ったので、なんとかアンダーカットしたかったので。1号車には成功しましたが、8号車は捉えられなかった・・・セカンドスティントは長めになってしまった分、終盤はグリップダウンに苦しみました。ウェイトの関係もあったと思います。山本選手はその中頑張ってくれました。勝てなかったとはいえ、現状の体制の中でベストは尽くせた一戦でした。



決勝レース結果

Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Best Lap Tire WH
1 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 野尻 智紀 伊沢 拓也 1'46'39.770 52 1'48.261 BS 6
2 100 TEAM KUNIMITSU 山本 尚貴 ジェンソン・バトン 2.793 52 1'49.426 BS 34
3 1 LEXUS TEAM KeePer TOM'S 平川 亮 ニック・キャシディ 11.387 52 1'49.853 BS 30
4 12 TEAM IMPUL 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー 38.088 52 1'50.353 BS 10
5 36 LEXUS TEAM au TOM'S 中嶋 一貴 関口 雄飛 38.704 52 1'50.499 BS 16
6 23 NISMO 松田 次生 ロニー・クインタレッリ 40.753 52 1'51.244 MI 52
7 3 NDDP RACING with B-MAX 本山 哲 千代 勝正 1'04.810 52 1'50.764 MI 10
8 38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO 立川 祐路 石浦 宏明 1'05.387 52 1'51.038 BS 30
9 24 KONDO RACING ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 1'05.558 52 1'51.521 YH 10
10 64 Epson Nakajima Racing ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 1'06.095 52 1'49.763 DL  
11 17 KEIHIN REAL RACING 塚越 広大 小暮 卓史 1'17.487 52 1'50.121 BS 42
12 6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 大嶋 和也 ジェームス・ロシター 1'18.066 52 1'51.387 BS 28
13 19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 国本 雄資 山下 健太 1'32.827 52 1'50.839 YH 4
- 16 TEAM MUGEN 武藤 英紀 中嶋 大祐 29 Laps 23 1'50.871 YH 2
- 39 LEXUS TEAM SARD ヘイキ・コバライネン 小林 可夢偉 40 Laps 12 1'51.373 BS 30

天候:晴れ | コース:ドライ





第3戦鈴鹿、今季最高位の2番手からスタート!



 昨年まで真夏の一戦として開催されていた鈴鹿戦。距離もシリーズ最長の1000kmと、タフな戦いとして実施されていた。また、チームクニミツとしては昨シーズンの鈴鹿戦を3位でフィニッシュしているだけに、いいイメージを持って挑める戦いでもある。さらに、公式テストでも用意したメニューを着実に消化、速さの面でもしっかりとアピールすることができているだけに、是が非でも好成績を狙いたいという思いで現地入りをしている。

予選日前夜に雨が降った鈴鹿界隈。幸い朝には雨が上がっていたが、思いのほか風が強く、走行中はクルマの挙動にも少なからず影響を与えるほどだった。午前9時から開始した公式練習では、セッション終了までに計3回の赤旗が出て、その都度セッションが中断。強風を含め、不安定なコンディションに苦しみながらもNo.100 RAYBRIG NSX-GTはクルマのセッティングや装着タイヤのチェックなど、作業を進めながらタイムを削り、まずGT300クラスとの混走時間で7番手につけた。その後、GT500クラスの占有走行枠でアタックシミュレーションを行ったジェンソン・バトン選手が1分46秒211をマーク。3番手でセッションを終えた。



午後に行われたノックアウト予選。GT300クラスで赤旗が出たため、予定よりも10分遅れでセッションが始まった。No.100 RAYBRIG NSX-GTのQ1アタックを担当したのはバトン選手。15分のうち、残り時間7分を切ってから本格的なアタックが始まり、計測4周目に1分45秒130の自己ベストタイムをマークする。気温21度、路面温度32度、さらにはメインストレートで追い風が吹くコンディションの中、アタックした全15台がこれまでのコースレコード(1分47秒074)を大幅に上回る驚きのセッションとなった。Q2へと出走を果たしたNo.100 RAYBRIG NSX-GT。次なるアタッカーは山本尚貴選手。気温はぐんと下がり18度、路面温度も28度まで下がる中、ミディアムタイヤでのアタックを開始し、計測4周目で1分44秒473とさらにタイムアップを果たす走りを披露。



トップと僅か0.154秒差という2番手獲得に成功した。前回の富士では不安定な天候でアタックチャンスに恵まれなかったバトン選手だったが、馴染みある鈴鹿でのQ1を振り返り、「タフなコンディションでのアタックながら、チームとして2番手を手にすることができていい一日だった」と笑顔を見せた。また、トップ3をNSX-GT勢が独占したことにも触れ、「僕らの強さもしっかりと証明できた。明日はフロントローからのスタートをとても楽しみにしている。強風の中でのアタックは大変だったけれど、その中でいい走りが出来て良かった」と満足気だった。

一方の山本選手は「セカンドからスタートできるので、レースで見せることができたらいいと思う」としながらも、取り逃したポールポジションに対し、「タイム差を見ると、悔しい部分もあります。でも、決勝に対して自信を深めることができたのは良かった。明日は勝つことだけを意識してレースを組み立てていきたい」とキッパリ。早くも目標を決勝に見据え、気持ちを切り替えていた。





公式予選結果

Po No Machine Driver Q1 Q2 Tire WH
1 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 野尻 智紀 伊沢 拓也 1'44.806 R 1'44.319 R BS 6
2 100 TEAM KUNIMITSU 山本 尚貴 ジェンソン・バトン 1'45.130 R 1'44.473 R BS 34
3 17 KEIHIN REAL RACING 塚越 広大 小暮 卓史 1'45.849 R 1'44.834 R BS 42
4 1 LEXUS TEAM KeePer TOM'S 平川 亮 ニック・キャシディ 1'45.595 R 1'45.181 R BS 30
5 64 Epson Nakajima Racing ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 1'44.959 R 1'45.202 R DL  
6 12 TEAM IMPUL 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー 1'45.596 R 1'45.351 R BS 10
7 16 TEAM MUGEN 武藤 英紀 中嶋 大祐 1'45.572 R 1'46.405 R YH 2
8 36 LEXUS TEAM au TOM'S 中嶋 一貴 関口 雄飛 1'45.613 R 1'59.203 BS 16
9 19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 国本 雄資 山下 健太 1'45.934 R   YH 4
10 38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO 立川 祐路 石浦 宏明 1'45.987 R   BS 30
11 24 KONDO RACING ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 1'46.013 R   YH 10
12 3 NDDP RACING with B-MAX 本山 哲 千代 勝正 1'46.018 R   MI 10
13 39 LEXUS TEAM SARD ヘイキ・コバライネン 小林 可夢偉 1'46.211 R   BS 30
14 6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 大嶋 和也 ジェームス・ロシター 1'46.287 R   BS 28
15 23 NISMO 松田 次生 ロニー・クインタレッリ 1'46.306 R   MI 52

晴れ/ドライ(天候/コース)




序盤戦締めくくりの一戦、連続入賞を狙う!



 第2戦富士大会からわずか2週間。第3戦は三重・鈴鹿サーキットで迎える「SUZUKA GT 300km Fan Festival」となる。これまで真夏の1000kmレースを展開してきた鈴鹿戦だが、今シーズンはシリーズカレンダーが変更され、鈴鹿が序盤戦の締めくくり的一戦となる。

 開幕戦の岡山、そして500kmレースの富士で連続入賞を果たしたNo.100 RAYBRIG NSX-GT。次なる鈴鹿でも入賞を遂げ、シリーズポイントを着実に積み重ねていきたいと考える。4月中旬、鈴鹿サーキットで実施された2日間の公式テストでは、ウェット、ドライの両コンディションで走行することになり、その中でNo.100 RAYBRIG NSX-GTはつねに安定した好タイムを連発。総合結果でトップタイムをマークするなど、手応えある時間を過ごしている。

 真夏の、しかも1000kmという長距離レースとはアプローチの異なる鈴鹿での一戦は、300kmレース。初夏の天気ともなれば、路面コンディションとタイヤのマッチングも気になるところ。さらに2戦を終えて各車に搭載されるハンディウェイトによる影響も相まって、それぞれのチームが立ててくる戦略も見どころになるだろう。チームクニミツとしては、シリーズ中盤に向けていい流れを構築するためにも、巡ってきたチャンスを最大限活かし、できるかぎり多くのポイント獲得を狙いたい。予選での僅差のタイム合戦はもちろんのこと、決勝での激しい攻防戦が続く現状をしっかりと認識し、万全の体制で鈴鹿に挑んでいく。

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