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ROUND5 FUJI 300KM RACE

第5戦 FUJI

予選 10月3日(決勝 10月4日(
RACE
DATE
CIRCUIT
WEATHER
RESULT
2020 AUTOBACS SUPER GT Round5『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』
予選:2020年10月3日 決勝:2020年10月4日
富士スピードウェイ(静岡県)
予選:曇り/ドライ 決勝:曇り/ドライ
公式練習:14位 予選:13位決勝:5位

10月3、4日、静岡・富士スピードウェイにおいて2020年SUPER GTシリーズ第5戦「たかのこのホテルFUJI GT300km RACE」が開催された。終日薄曇りの天候ながら雨の心配はなく、予選13番手からスタートを切ったNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐組)は、序盤の混乱、さらにはルーティンワークのタイミングなどを巧みに活用し、徐々にポジションアップ。粘りある戦いを披露し、前大会に続いて5位でチェッカー。連続入賞をまたひとつ伸ばした。



RACE

今季初となるサーキット現地観戦が可能となり、それを待ちわびたファンがグランドスタンドはじめ、さまざまな観戦エリアに陣取るなど、今まで見慣れた光景が少しずつ戻ってきた富士スピードウェイ。連日、エアレース・パイロットの室屋義秀選手によるフライトパフォーマンスも行われ、賑わいを感じる中での決勝レースが始まった。

午後1時30分、開会宣言のあと、66周に渡る戦いがスタート。シーズン中盤ともなると、積算ウェイトハンディの少ないライバル勢がグリッド上位を占めるという、SUPER GTならではの構図になったが、レースはいきなりオープニングラップから波乱の様相となる。1コーナー先でトップ争いをする1台のGT-Rがオーバーラン、さらに後方ではNSX-GTに別のGT-Rが追突。走行を続けたこのGT-Rのボンネットが2コーナーで舞い上がってコース上に落下。いきなりセーフティカーが導入される。

牧野選手がドライブするNo.100 RAYBRIG NSX-GTは、この混乱を避けて8番手まで浮上。5周目にレースが再開すると、すかさず前方の37号車GR Supraとサイド・バイ・サイドを展開。翌周の1コーナーで詰め寄ると2コーナーで鮮やかに逆転、7位となる。また、1台の前方車両が黄旗区間での追い越しでペナルティが課され、後退。6番手で周回するNo.100 RAYBRIG NSX-GTは目前の19号車GR Supra、そして背後にいる37号車GR Supraと三つ巴の戦いに。19号車を仕留めたが、17周目の最終コーナーから再び3台による激しいポジション争いを展開、翌周の1コーナーでは37号車に先行を許した。

ルーティンのピットインは26周終わりで実施。気温がさらに下がったことから、チームではスタート時に装着していたものよりいっそう柔らかいタイヤを選択。スピーディな作業で山本選手をコースへと送り出す。結果、アウトラップで8号車NSX-GTを抜き去り、実質3番手を確保した。その後、各車がルーティン作業を終えると、ウェイトハンディの影響が少ないライバル勢が激しい追い上げを開始。牧野選手も応戦するが、コンディションの違いから順位を明け渡すことになり、5番手へ。さらにレース後半になると前後車両との車間距離も次第に開き始め、そのまま周回を重ねる形へと変わっていった。

53周目、前を走る37号車との差は1.2秒ほど。翌周にはその差が1秒を切り、射程距離に捉えた山本選手が激しく攻め立てる。57周目のメインストレートでサイド・バイ・サイドとなった2台がそのまま1コーナーへと進入。クロスラインを取って逆転し、4番手へと浮上したが、その後も37号車との攻防戦は続き、59周目にはライバルが先行する。
ともに厳しくなったタイヤコンディションをコントロールしながらの戦いは、惜しくも37号車の先行で幕を引いたが、No.100 RAYBRIG NSX-GTは前大会に続いて5位でフィニッシュ。予選から大きくポジションを上げることに成功した。

開幕戦から連続入賞を続けるNo.100 RAYBRIG NSX-GT。シリーズランキングは6位となり、第6戦のウェイトハンディは76kgへ。いわゆる燃リスの流量ランクは2ランク下がり、42kgのウェイトを搭載することになる。パワフルな戦いをすることが難しいコンディションになるが、ミスのないしぶとさを活かした戦いをすることで、厳しいシリーズ中盤戦を凌いでいくことになる。

◎高橋国光総監督 今年ようやく有観客開催となり、現場でのレースを見守ることになりました。今回の戦いを見て、やはりSUPER GTの戦いはすごいと改めて感じることになりました。
第4戦までの結果によるウェイトハンディの影響がしっかりと結果に反映されることもSUPER GTらしいと思いましたし、それを十分に把握した上で、ドライバーはじめチームが一丸となって戦っていることもしっかりと伝わってきました。

つねにイコールコンディションで戦うというSUPER GTならではの状況下で、うちのドライバーもどう力を出すか、しっかりとがんばってくれたと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
◎山本尚貴選手 牧野選手がポジション上げてくれたので、いい形からのスタートが切れたと思います。
一方でレースペースに関しては思いのほか頭打ちしているように感じました。そこで、後半スティントに向けて少し路面温度が下がることも考えて、彼が装着したタイヤとは異なるソフトタイヤを投入して勝負に出ました。結果、ソフトタイヤならではのウォームアップの良さを活かしてポジションアップすることができました。

ただそのタイヤが柔らかくて、後半は逆にペースを上げることが難しくなってしまいました。もうちょっと路面温度が下がっていたら風向きも変わったのでしょうが、残念ながら最後はペースを上げることができませんでした。

今大会を終えてもまだチャンピオン争いの中には残れていますが、残り3戦のうちでどこかで勝ちにいかないとダメだと考えています。クルマのいいところをしっかりと見出していけたら、前に出られると思うので、ぜひともそうしていきたいですね。
そんな中、今回は最低限の仕事をすることができたと思うので、次も牧野選手そしてチームのみんなとともにしっかりがんばっていきたいです。
◎牧野任祐選手 今回は、決してクルマのクルマが悪いわけでもなく、むしろ調子良く感じました。
決勝は13番手からでしたが、スタートで14号車をパスし、その外側での混乱をうまくすり抜けることができました。序盤はランキング争いを考え、前にいた37号車の前に出たいと思っていました。その思いがあったのでパスし、途中まではいいペースで走れましたし、さらに前方のクルマにも付いていくことができました。

ただ、前後の間隔が詰まり始める中でタイヤのピックアップもあり、ペース的にも波が出始めてしまい、再び37号車に逆転を許してしまいました。

結果的に5位でしたが、ランキング上位にいる14号車と37号車が僕らよりも前でゴールしたので、それを考えると、僕らにももっとやれたことがあったのではと考えてしまいました。SUPER GTならではの厳しい状況でもあり、次の鈴鹿戦はまた条件が変わって2リスダウンになりますが、できる限りがんばりたいと思います。
◎小島一浩監督 予選でのアタックは決して悪いものではありませんでしたが、なぜかタイムが出なかったという状況です。一方で、決勝はスタート直後からポジションアップできたのが良かった。ウェイト等、条件が厳しい中、今回はチーム的に粘り強く戦うことが大事だと考えていたので、それができたことは大きいです。予選順位を踏まえても、今日は内容あるいいレースができました。もちろんチャンピオンシップを考えると、うちよりも重いクルマのチームが上位でフィニッシュしているので、少し複雑な思いもありますが…。

この先、中盤戦が進む中、他メーカーとの戦いがますます厳しくなると感じていますが、まず自分たちがしっかりとノーミスでいいレースをすることを念頭に戦っていきたいですね。今年はタイヤテストもなく十分なデータもありませんが、その中でドライバーふたりも、エンジニアも、そしてスタッフも全力を出し切って戦っています。
次の鈴鹿でも、チームとしてやるべきことをやっていきたいと思います。
qualifying

新型コロナウィルス感染症の影響を受け、開幕戦から前大会まで無観客開催となっていた今シーズンのSUPER GTシリーズ。しかし、今大会から規制が緩和され、一定の制限は保ちつつ観客を迎え入れてのイベントが可能になった。

前半戦を終えたNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐組)は開幕戦からの連続入賞の結果、積算ウェイトは64kg。規則に沿って燃料流量リストリクター(燃リス)の流量ランクを1ランク下げ、47kgのウェイトを搭載して挑む富士戦となる。メインストレートが長い高速サーキットではこの”足かせ”の影響は計り知れないが、周りのライバルとの駆け引きも念頭に、しぶとい戦いをしていかなければならない。

有観客開催となった今大会からはサポートレースも復活。レーススケジュールもこれまでと変化が見られ、まず午前9時15分から公式練習が始まった。気温22度、路面温度30度の中、GT300クラスとの混走枠で、まず山本尚貴選手がドライブを担当。
5周目に1分29秒634をマークしたが、最終的にこのタイムがセッション中のチームベストとなった。その後、セットアップの調整を兼ねてピットインを繰り返しつつ、開始から1時間を迎える前に牧野任祐選手へ交代。だが、30分もしないうちにGT300クラス車両が1コーナー先で停止したことで赤旗が出され、セッションが中断される。その約10分後に走行は再開、GT300クラスとの混走枠の最後まで牧野選手がドライブを継続した。

10分のインターバルを挟み、GT500クラス専有走行がスタート。引き続き牧野選手がコースインしてセットアップを確認。1分29秒726の自己ベストをマークした。また、No.100 RAYBRIG NSX-GTとしては14番手でセッションを終えることとなった。

ノックアウト予選は午後2時から。従来どおりGT300クラスからのスタートとなる。
気温22度、路面温度32度と午前中と大差ない状況の中、GT500クラスのQ1は午後2時33分から始まった。Q1に出走したのは山本選手。緩急をつけながらタイヤを温め、計測3周目に刻んだアタックラップは1分28秒856。残念ながら13番手止まりとなり、Q2進出は叶わなかった。

予選日を終えた山本選手。「ウェイトハンディのこともありますが、今日はドライブしているときのフィーリングが良かったんです」と決して何か不安要素がある状態ではなかったことを口にした。だからこそ、「Q1で13番手になってしまったことが理解できませんでした」と悔しさが残る結果となったようだ。一方、牧野選手も「朝の公式練習からクルマの調子は良いと思っていた」と言うが、「”燃リス組”がQ1敗退となったことを考えても、ウェイトハンディと燃料リストリクターの影響でQ1は厳しい結果になりました」とコメントを残した。

今季3度目の富士、完成度の高いレースを目指す



7月中旬からスタートした2020年シーズン。前回もてぎ戦で前半戦を終えることになったが、チームクニミツは第3戦鈴鹿で2位表彰台を獲得。シリーズチャンピオン争いに加わる形で戦いを続けている。後半戦の初戦は再び静岡・富士スピードウェイ。今季3度目の開催となるが、ここに来てようやく有観客での一戦が実現する。

新型コロナウイルス感染症予防の観点から、観客席とパドックとの往来を禁止するなど手厚い対策を取って実施されることになるが、サーキットでの観戦を心待ちにしていたファンの前でようやく今シーズンの戦いを披露することができるのは、ドライバーやチームスタッフにとっても大きな喜びになるのは言うまでもない。

今大会では64kgのウェイトハンディが課せられるNo.100 RAYBRIG NSX-GT。燃料流量リストリクターを1クラス下げることで搭載ウェイトは軽減されるものの、もてぎ戦よりも重量増になることは避けられない。富士の特徴である長いメインストレートやセクター3での加速に大きな影響を及ぼすと考えられる。クルマの挙動もノーウェイトの状況とは異なるため、しっかりと対策を施したセットアップを準備しなければならない。

シリーズチャンピオンを意識する中、重要なのは取りこぼしのない戦いをすること。厳しい展開になることは目に見えているが、その中でチームとして出せる力を最大限引き出し、ミスのない手堅いレース運びを目指すことになる。ポイント獲得を視野に入れ、完成度の高い戦いをすることでシーズン後半戦をより優位に進めていきたい。

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